W3Cバリデータでエラーゼロを実現!そのメリットとは?

当サイトからダウンロード可能な WordPress無料テーマ「スクラッチ」は W3C Markup Validation Service の HTML構文チェックにおいてエラー0を実現しています。
ではエラーが無い状態だとどのようなメリットが存在するのか、ごく簡単に説明します。
Contents
エラーゼロのメリットは・・特になし
HTMLマークアップのエラーがゼロの状態でも特に SEO で有利になるということは無い、というのが一般的な見解です。
つまりエラーゼロは完全に自己満足です。たしかにエラーがないというのは気持ちがいいですね。
構文エラーがサイトのデザインを破壊してしまうようなことがあれば問題ですが、現在多くの人たちが使用しているモダンブラウザは閉じタグが無いなどのミスが存在しても、それを補正して正しくコンテンツを表示してくれます。
SEO にとって重要なことはサイト訪問者の滞在時間などです。
その際に大切なのはコンテンツが正しく表示されていることであって、HTMLマークアップが正確かどうかは加味されません。
エラーゼロの場合インデックスされるのが早い(気がする)
ではメリットは本当にゼロなのか?
これは私自身の思い違いかもしれませんが、Validation にてエラーゼロの場合、ページが Google にインデックスされるスピードが高速な気がします。
本当に単なる勘違いの可能性があるので、単なる寝言だと思ってもらってもいいです。
新規ドメインを取得しサイトを公開した経験が過去に複数回ありますが、エラーを放置している WordPressテーマを使用すると Fetch as Google で記事の登録を Google に直接お願いしても1週間程度かかっていたものが、エラーゼロの当テーマでは1-2日でインデックスが付きました。

インデックスの登録速度には様々な要因がからんでいると思われるので、安易に単純化することはできませんが、これほど素早く Google に新規サイトが認められた経験はこれまでにないので、正直びっくりしました。
インデックス登録を早めるとされているものに、WebSub/PubSubHubbub というプラグインがあります。
効果のほどは分かりませんが、単純にインストールして有効化するだけで使用できるというメリットがあります。
HTML のアウトラインがキレイなこともプラス要因(かも)

当テーマ「スクラッチ」では HTML のアウトラインをキレイにそろえることを心がけているので、Googleクローラがページ探索を非常にしやすい構造であることは間違いないでしょう。
このこともインデックスの速度を早めている要因かもしれません。
エラーゼロを実現するために削除するべき要素
テーマの初期状態ではエラーゼロを実現していますが、コンテンツ内に書き込んだ内容等でエラーが発生する可能性はあります。
例えば YouTube などの動画を埋め込む際に利用する iframeタグがあります。
その中にframeborder
という属性が存在しますが、これは時代遅れの書き方なのでバリデータに叱られてしまいます。
これは単純に削除すればいいだけです。
一番厄介なのはツイートの埋め込みです。
WordPress で納得のいく無料テーマが無かったので自作したお話 #WordPress #無料テーマ https://t.co/YGkBSIkUuQ
— Taku (@jt_taku) July 22, 2018
WordPress は Twitter のツイートURL を記事中に埋め込むと、以上のように自動で当該ツイートをデザイン付きで表示してくれます。
ただしその展開されるスクリプトの中にcharset
が存在し、これも時代遅れの書き方ということでバリデートからお叱りを受けてしまいます。
よって上でツイート表示しているこのページは、実際にこの charsetエラーが発生しています。
これは無視するのがベストでしょう。
JavaScript でページのレンダリング終了後に強制的に削除することは可能ですが、それをしなければいけないほど重大なエラーだとはとても思えません。
バリデーションエラー発生時のお問い合わせ
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サイト診断を無料でいたします。
ただしプラグインが原因の際は、解決方法をお示しできない場合がありますので、あらかじめご了承ください。